「一つの客観的な事実の塊」を共有する代わりに「様々な事態の必然性の集合」を共有するAsymmetric Reality
これ、今年一番の天才アイデアだと思うblu3mo.icon*3
しっかり言語化してまとめたい
まず空間で説明して、それを時空間に拡張して、さらにそれを他のパラメーターにも拡張する
従来の客観的なVR空間
serverに、様々なものの空間上の位置 (x,y,z) の共有データベースがある
机: (0,1,0)、りんご: (0,2,0)、ユーザーAのアバター: (1,1,1)、ユーザーBのアバター: (-1,1,1)、みたいな
データは唯一の正しい現実
データは完全 = 世界についての全ての情報が含まれている
それぞれのユーザーのclientは、その共有データベースをもとに同じ現実を構築する
「様々な事態の必然性の集合」を共有するAsymmetric Reality
serverに、様々なものの空間上の位置 (x,y,z) の*制約*の共有データベースがある
「りんごは机の上にある」「アバターAとアバターBの手が重なっている」など
データは不完全 = 制約を満たす可能世界が複数存在する
それぞれのユーザーのclientは、共有された制約 + 各々のlocalな制約をもとに異なる現実を構築する
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メモ
もの・ことを共有しつつ、それらが異なる時空間の位置に置かれるような環境を考えられる
イベントを時空間的な相対的かつゆるやかな関係で捉える
AはBより後、AはBの右に80%の要請で存在する、みたいな
とりあえず空間を考える
ローカルな制約やpersonalizationを適用しつつ、相対関係をもとに要請を実現していく
A, B等のエンティティに、自分や他人のアバターも含まれる
「相対的かつゆるやかな関係」のデータ集は常に共有されている
硬い要請
机と物体の関係
モニターと指の相対関係
床と足の距離
ゆるい要請
モニターの位置
机の位置
床と天井の距離
机のスケール
もっと広くcollaborative VRのユースケースを考えたい。空間を共有する意味のあること
焚き火、祭り、みたいなこと
生産的なことじゃなくても、体験の共有も考えられるじゃん。完全に忘れてた
机を共有したディスカッション
博物館
環境のremappingと、アバターのremappingは、この捉え方においては区別があまりないのか!!!!
どの程度それがnecessaryであるか、という条件をもとに各々の可能世界を構築する
時間になると、物理世界の前後があるのが問題になってくる
遅延があるからこそ翻訳できたり
視線が向いたタイミングで更新をリプレイする、というpersonalization制約とか。
空間の方で「この一瞬で辻褄が合わせられない」みたいな時に、イベントを時間方向にもばらけさせるずらし方があるのかblu3mo.icon*4
一旦考えないこと
空間配置以外のpersonalization
もちろん理論を適応できるけど、一旦scopeを絞る。うまく応用が見つからなければ拡げる